ブルーレマンスタッフブログをご覧の皆さま
こんにちは!今日も渡辺です!
今日は結婚式に対して
マイナスイメージをお持ちの方に届いてほしい
そんな私の想いをブログに残させていただきます
結婚式を挙げる皆様の中に
『結婚式を挙げるのが夢でした!』という方もいれば
『結婚式を挙げなくてもいい』という想いの方もいるハズ
実は渡辺 後者でした…(笑)
ウエディングプランナーというお仕事をしているのに!?と
言われてしまいそうですが…
私の感じていた結婚式へのイメージは
とにかく目立つ!THE 主役!
これが自分の性格の中ではすごく苦手と感じるワードです
そういう意味ではウエディングプランナーという黒子のお仕事は
ふたりのそばでこっそりしているのが とっても居心地よかったです(笑)
そしてこれまで数々の結婚式を間近で見てきて
毎回素敵なおふたりや そのご家族 ご友人の想いに触れて
結婚式に対する【満足】をしてしまっていたかもしれません
そんな私が結婚式をする!と決めたのは
彼と家族の希望でした
彼になぜ結婚式がしたいのか聞いたとき
はっきりとした理由はないけど 漠然とするものだと思っていたと教えてくれました
私が担当させていただいた新郎新婦さんの中にも
彼のために・彼女のために・家族のために 結婚式準備を始めた方もいたのかもしれません
いざ心を決めて準備を始めてみても いろいろなところで葛藤がありました
ケーキイベントでみんなを集めてケーキカットの時間をつくるのも気が引ける
待合室に自分たちの写真を飾るのも恥ずかしいからやめたい
新郎新婦さんの席が豪華だと恥ずかしい
これまで新郎新婦さんにも言われてきたな~と思いながら
私も同じように準備中モヤモヤした気持ちでした
先にお伝えすると 結局このモヤモヤは式当日もずっとありました
終わってからも 実感がわかず これで良かったのかと考えてしまうことがありました
いつ晴れたかというと 先日 記録映像を見返したときです
結局 ケーキカットはしていないし
待合室に飾った写真は友人たちの分は200枚 自分たちのは10枚もありません
高砂もゲストとの距離をより近く感じられるカジュアルなレイアウトに
結婚式のよくあるシーンも 変えれることは変え
嫌なことはやっていません
振り返るのも腰が重かったくらい
自分の中で結婚式のハードルが高かったけど
ようやく 結婚式やってよかったと言えました
その背景には
待合室からずっと楽しそうに過ごしてくれていた友人の姿
どの場面でも涙する父
彼の職場メンバーが結婚式を楽しんでくれている姿
彼が自分の家族に向けた今まで言えなかったアリガトウを伝える姿
自分の思っていなかった以上の嬉しい瞬間がたくさん残っていました
これは結婚式をしなかったら 見ることができない瞬間でした
ケーキカットしなくたって 結婚式はできます
けど 結婚式をしないと 知ることができない幸せもあります
結婚式のハードルを高く感じる方の中には
終わってからの話を想像することができない人もいると思います
けど 結婚式をやらなかった未来より
結婚式をした未来のほうが 人生の喜びは多いと 今の私なら思います
誰かの心に届きますように
渡辺