”Something Four”
みなさんはこのSomething Four(サムシング フォー)というものをご存知ですか?
これは言葉のとおり【何か 4つ】という意味です。
その【何か】とは・・・
”Something New” 「何か 新しいもの」
”Something Borrow” 「何か 借りたもの」
”Something Blue” 「何か 青いもの」
”Something Old” 「何か 古いもの」
この「何か 4つ」のものを身に着けると花嫁は幸せになれる・・・そんな言い伝えがあり、
それぞれに「これから始まる新生活・友人や隣人との縁・純潔・伝統」と象徴するものがあります。
先日担当をさせていただいた新郎新婦さんの結婚式で、それにまつわるとっても素敵な出来事がありました。
お二人には想いのたくさん詰まった”Something Old”がたくさん。
新郎さんのシャツの袖口にはおじいちゃんから借りた【カフスボタン】
新婦さんの耳元と胸元にはお母様から借りた【イヤリング・ネックレス】
お色直し後の新婦さんのお衣裳はお母様がご結婚式の際にお召しになった【振袖】
そしてヘッドパーツにはおばあちゃんの大切にしている【かんざし】が・・・。
お開き後、新婦さんのお母様と少しお話をさせていただけるお時間がありました。
そこでお母様から
「ちょっと高くてもいいものは何年たっても”いいもの”。 娘の結婚式でも使ってもらえてうれしいわ。 また次につながるかしら」
とおっしゃっていました。
今でもこの言葉を思い出すと、自然と自信に満ちたお二人の姿を思い出します。
結婚式は家と家の結びつき…という意味もありますが、世代と世代を繋いでくれる大切なものだとも思います。
このお二人の結婚式を通じておじいちゃん・おばあちゃんからお父さん・お母さん、そして新郎新婦さんへとつながる大切な想いを感じることができました。
ご家族から受け継がれるものでもいいです。
お二人から自分の子供に受け継ぐものでもいいです。
お二人らしい「何か」がある結婚式も素敵ですね。
今日のブログは山下がお送りしました。